ドコモ: 画像付きメールの容量を10倍に拡大
NTTドコモは25日、7月から第3世代携帯電話「FOMA」から携帯電話同士で画像付きメールをやり取りできるサービス「iショット」で、扱える画像データ最大容量を従来の10倍に引き上げる。これによって、容量の点で他社に劣っていたドコモはよりきれいな画像付きメール送ることができることになる。
iショットは受信者が画像付きメールの画像を直接受信するのでなく、受信した画像データはドコモのサーバーに保存され、受信者はそのURLを通知をうけることで、携帯電話でアクセスして閲覧する。このデータは従来最大10キロバイトの容量制限があり、大きなサイズの画像が送れなかった。
これを送信者が10キロバイトを超える画像付きメールを送る場合、あて先アドレスのドメイン名を「@p.docomo.ne.jp」に変更することで、 100キロバイトまでのサイズを送ることができるようになるという。ただし、画像データを閲覧する場合、FOMA端末向けには20キロバイト以下、PDC 端末向けには8キロバイト以下に自動的に縮小される。
これまで画像付きメールの最大容量は、auの「CDMA2000 1X WIN」では最大150キロバイト、「CDMA2000 1X」も最大10キロ。ボーダフォンの「ボーダフォングローバルスタンダード」でも最大200キロバイトとドコモを上回っていた。【仲村 隆】
NTTドコモ http://www.nttdocomo.co.jp/
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