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才賓さんと弌筆┐しょうさんとこぞう

恬宀採間 猟嫗栖坿楳腎猟垂 泣似方 厚仟扮寂2006-9-1 11:57:10 猟嫗村秘差疝晩云囂 夭販園辞差疝晩云囂

久云 晩云のT忽麗Z
竃井芙 v芙僥g猟譟v芙
兜井k佩晩 1983孅才58定4埖10晩
秘薦に聞喘 1983孅才58定4埖10晩及1泡
丕屎に聞喘 1983孅才58定4埖10晩及1泡

 

     匯

 たいそうけちんぼな才賓おしょうさんがありました。なにかよそからもらっても、いつでも徭蛍じぶん匯繁ひとりでばかりべて、弌筆こぞうには匯つもくれませんでした。弌筆こぞうはそれをくやしがって、いつかすきをつけて、才賓おしょうさんから、おいしいものをげてやろうとかんがえていました。
 ある晩才賓おしょうさんは夢社だんかから、たいそうおいしいあめをもらいました。才賓おしょうさんはそのあめをつぼの嶄にれて、そっとぶつだんの和にかくして、ないしょでひとりでなめていました。
 ところがある晩、才賓おしょうさんは、喘並ようじがあってそとへ竃て佩きました。竃て佩きがけに、才賓おしょうさんは弌筆こぞうにいいつけて、
仝このぶつだんの和のつぼには、だいじなものがはいっている。かけはあめのようだけれど、ほんとうは、匯笥ひとくちでもなめたら、ころりとまいってしまうひどい蕎aどくやくだ。いのちしいとおもったら、けっしてなめてはならないぞ。々
 といいいて、竃てきました。
 才賓おしょうさんが竃てしまうと、弌筆こぞうはさっそくつぼをきずりして、のこらずあめをなめてしまいました。それから才賓おしょうさんの寄俳たいせつにしているちゃわんを、わざとっ屈つにって、徭蛍じぶんふとんをかぶって、うんうんうなりながら、いまにもにかけているようなふりをしていました。
 櫓圭ゆうがたになって、才賓おしょうさんがかえっててみますと、嶄はくらで、あかりもついていませんでした。才賓おしょうさんはおこって、
仝こらこら、弌筆こぞうなにをしている。々
 とどなりました。すると弌筆こぞうふとんの嶄から、むしQくようなこえして、
才賓おしょうさん、ごめんください。わたしはにます。もうとてもたすかりません。んだあとは、かわいそうだとおもって、おUきょうの匯つもiんでください。々
 といいました。
 才賓おしょうさんは、だしぬけにみょうなことをいわれて、びっくりしました。
弌筆こぞう弌筆こぞう、いったいどうしたのだ。々
仝きょう、才賓おしょうさんのたいじなおゆのみをあらっていますと、いきなりねこがじゃれかかってて、そのひょうしにをすべらして、おゆのみをとしてこわしてしまいました。もうこれはんでもうしわけをするよりほかはないとおもって、つぼの嶄の蕎aどくやくして、のこらずべました。もうどく悶嶄からだじゅうまわって、gもなくぬでしょう。どうかかんにんして、おUきょうだけiんでやってください。ああ、くるしい、ああ、くるしい。々
 といいながら、おいおい、おいおい、きました。

     屈

 ある晩、才賓おしょうさんは、囮隈並ごほうじばれて佩って、弌筆こぞう匯繁ひとりでお藻便桑るすばんをしていました。おUきょうiみながら、うとうと肖蓄いねむりをしていますと、傲vげんかんで、
仝ごめんください。々
 と繁のこえがしました。弌筆こぞうがあわてて、朕をこすりこすり、佩ってみますと、おOとなりのおばあさんが、寄きなふろしきづつみをってて、
仝おひがんでございますから、どうぞこれを才賓おしょうさんにげてください。々
 といって、いて佩きました。弌筆こぞうはふろしきづつみをげてみますと、嶄からあたたかそうなゆげって、ぷんとおいしそうなにおいがしました。弌筆こぞうは、
仝ははあ、おひがんでおだんごをこしらえてってたのだな。これを才賓おしょうさんにこのままわたしてしまえば、どうせけちんぼでよくばりの才賓おしょうさんのことだから、みんな徭蛍じぶんべてしまって、匯つもくれないにきまっている。よしよし、ちょうどいい、ねむけざましにべてやれ。々
 と、こうひとごとをいいながら、ふろしきづつみをほどくと、寄きなおじゅうばこにいっぱい、おいしそうなおだんごがつまっていました。弌筆こぞうはにこにこしながら、おだんごをほおばって、もう匯つ、もう匯つと、べるうちに、とうとうおじゅうばこにいっぱいのおだんごを、きれいにべてしまいました。べてしまって、弌筆こぞうははじめてがついたように、
仝ああ、しまった。才賓おしょうさんがかえってたらどうしよう。々
 と、こまってべそをかきました。するうち、ふとなにおもいついたとみえて、いきなりおじゅうばこをかかえて、云銘ほんどうlして佩きました。そして囮云恊ごほんぞん唖置羊あみださまのお笥のまわりに、じゅうばこのふちにたまったあんこを、ゆびでかきよせては、こてこてとぬりつけました。そしてじゅうばこ唖置羊あみださまのまえいて、何塁へやかえってて、らんかおをしておUきょうiんでいました。
 しばらくすると、才賓おしょうさんはかえってて、弌筆こぞうに、
藻便るすにだれもなかったか。々
 とたずねました。
仝おOとなりのおばあさんが、おじゅうばこってました。おひがんだから才賓おしょうさんにげてくださいといいました。々
 と、弌筆こぞうこたえました。
仝そのじゅうばこはどこにある。々
云銘ほんどう囮云恊ごほんぞんさまのまえげてきました。々
仝うん、それはなかなかいている。どれ、どれ。々
 といいながら、才賓おしょうさんは云銘ほんどうへ佩ってみますと、なるほどじゅうばこがうやうやしく、囮云恊ごほんぞんまえがっていましたが、あけてみると、嶄はきれいにからになっていました。
仝これこれ、弌筆こぞう。きさまがべたのだな。々
 と、才賓おしょうさんは寄きなこえでどなりつけました。すると弌筆こぞうはすまして、のこのこやってて、
仝へええ、とんでもない、そんなことがあるものですか。々
 といいながら、そこらをきょろきょろまわして、
仝ああ、わかりました。囮云恊ごほんぞんかなぶつさまががったのです。ほら、あのとおりお笥のはたに、あんこがいっぱいついています。々
 と、こういうと、才賓おしょうさんはそれをて、
仝なるほどあんこがついている。お佩xぎょうぎのわるいかなぶつさまもあればあったものだ。々
 といいながら、おこって返にっていたB徨ほっすで、かなぶつさまの^あたまを匯つくらわせました。すると仝くわん、くわん。々とかなぶつさまはQりました。
仝なに、くわんことがあるものか。々
 と、またおこって屈つづけざまにたたきますと、また仝くわん、くわん。々とQりました。
 そこで才賓おしょうさんは、また弌筆こぞうほうかえってみて、
仝それろ、かなぶつさまはいくらたたいても、くわん、くわんというぞ。やはりきさまがべたにちがいない。々
 すると弌筆こぞうこまったかおをして、
仝たたいたぐらいでは易彜はくじょうしませんよ。かまうでにしておやんなさい。々
 といいました。そこで寄きなおかまにいっぱいおかして、かなぶつさまをほうりzみました。するとgもなく、おゆう曖ルビの仝ゆう々はママがぐらぐらにたぎってきて、
仝くった、くった、くった。々
 といいました。
仝そらごらんなさい、才賓おしょうさん。とうとう易彜はくじょうしましたよ。々
 と、弌筆こぞうさんはとくいらしくいいました。





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