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したゆく水(したゆくみず)

作者:未知  来源:青空文库   更新:2006-9-11 9:31:32  点击:  切换到繁體中文


   第九回

 もしお園様え、今日は浅草の年の市、まだ暮れたばかりでござんすほどに。私どももこれから下女を連れて参る筈、留守は主翁あるじが致しまする。あなた様も、是非にお出でなされませぬかと。澄が帰りしその跡へ、太田の妻の入来るに。今日はわけてのもの思ひ、そこらではないものをと、いひたい顔を、色にも見せず。愛想よく出迎えて『それはそれは御深切さまに、有難うござりまする。お供をいたしたいはやまやまなれど。今日はちと、気分が勝れませぬゆゑ、せつかくながら、参られさうにもござりませぬ。それよりは、お帰りのその上で、お話を承るが、何よりの楽しみ。お留守は私が気を注けませう。御ゆつくりとお越しなされて』といふを押さえて『さあそれゆゑ、なほの事お誘ひ申すのでござりまする。御気分が悪いと仰しやるも、御病気といふではなし。お気が塞ぎまするからの事なれば。賑やかな処を御覧なされたら、ずんとお気が紛れませう。ただ今も深井様、お帰りがけにお寄りあそばしまして。どうもあなたが、お気重さうに見えるゆゑ。お紛れになるやうに、して上げましてくれとのお詞。てうど幸ひの年の市、私どもは格別の買ものもござりませねど。あなたさまのお供がいたしたさの思ひ立ち。せめて半町でも、外へ出て御覧あそばしませ。きつとお気が替はりませう。その上でよくよくおいやな事ならば、どこからなりとも帰りませう。無理に浅草までとは申しませぬ。さあさあちやつとお拵らえ』と。この細君が勧め出しては、いつでもいやといはさぬ上手。引張るやうに連れ出して『いつお気が変はりませうも知れませぬゆゑ。ちと廻りでも、小川町の方へ出まして、賑やかな方から参りませう』と。先に立つての案内顔。三は後からいそいそと。お蔭で私もよい藪入[#「藪入」は底本では「籔入」]が出来まする。実はこの間から、お正月に致しまする帯の片側を、買ひたい買ひたいと思ふてゐましたを、寝言にまで申して。奥様のお笑ひ受けた程の品。成らふ事なら失礼して、今晩買はせて戴きましたい。お二方様のお見立を、願ひました事ならば、それで私も大安心。在処の母が参つても、これが東京での流行の品と、たんと自慢が出来ますると。いふに、おほほほほと太田の妻が『まあ仰山な、お園様、あれをお聞きあそばしましたか。あの口振りでは、大方片側で、二三十円は、はづむつもりと見えました。それではとても外店の品では三が気に入りますまい。なふ三、それでは越後屋へでも行かうかや』と。何がなお園を笑はせたき、詞と機転の三が受け『はいはい越後屋でも、越前屋でも、そこらに構ひはござりませぬ。私が持つてをりまするは、大枚壱円と八拾銭。後はすつかり奥様が、お引受け下されませう。ねえ御新造様、あなた様も、お口添下されませ』『まあ呆れた、年の行かないその割には、鉄面あつかましい女だよ』と。二人が笑ふに、お園まで、しばしは鬱さを忘れて行くに。いつしか、九段の下へ出たり。あれ御新造様、あの提燈が、美しいではござりませぬかと。三が詞に、義理一遍。なるほどさうでござんすと、お園も重たい頭を挙げて、勧工場の方を見遣りし顔を。横より、しつかと、照らし見て。まあ待ちねえと。大股に、お園が前へ立ちはたかる、男のあるに、ぎよつとして。三人一所に立止まり、見れば、何ぞや、この寒空に、素袷のごろつき風。一あしなりとも動いて見よと、いはぬばかりの面構え。かかり合ひてはなるまいと。年嵩だけに、太田の妻が、早速の目配めまぜ、お園の手を取り、行かむとするを、どつこい、ならぬと、遮りて『お前はどこの、細君様かみさんか知らねえが、この女には用がある。行くなら一人で歩みねえ。この女だけ引止めた』と、お園の肩を鷲握み。はや人立のしかかるに。お園も今は二人の手前、耻を見せてはなるまいと。腹を据えての空笑ひ『ホホホホホ、どなたかと思ひましたら助三さんでござんしたか。全くお服装なりが替はつてゐるので、つい御見違ひ申してのこの失礼、お気に障えて下さりますな。御用があらば、どこでなり、承る事に致しませう。連れのお方に断る間、ちよつと待つて下されませ』と。物和らかなる挨拶に、男はおもわく違ひし様子。少しは肩肱寛めても、心は許さぬ目配りを、知つても知らぬ落着き顔。ちよつと太田の奥様えと、小暗き方に伴ふに。三は虎口を遁れし心地。あたふたと、追縋り『交番へ行ツて参りませうか』と、顫えながらの、強がりを。お園は、ほほと手を振りて『なんのそれに及びましよ。あれは私が、遁れぬ縁家の息子株。相応な身分の人でござんしたのなれど。放蕩のらが過ぎての勘当受け』と、いふ声、耳に狭んでや『なにの放蕩だと』といひかかるを『お前の事ではござんせぬ。こちらの話でござんす』と。なほも小声の談話を続け『何に致せ、ああいふ風俗に、落ちてをる人ゆゑ。当然あたりまえの挨拶が、ちよつとしても喧嘩腰。さぞお驚きなされたでござんしよが。私は知つた人ゆゑに、お気遣ひ下されますな。おほかたいづれお金銭の無心か。さなくば親へ勘当の、詑びでも頼むまでの事。大丈夫でござんすほどに、私にお構ひなさらずとも、お女中と御一所に、お先へお出で下さりませ』と。いへどもどふやら不安心と、うべなひかぬるを、また押して『なんのそのお案じに及びましよ。気遣ひな位なら、私からでも願ひますれど。あの人の気は、よう分つてをりまする。途中で逢ふたが何より幸ひ、家で逢ふと申したら、たびたび来るかも知れませぬ。それよりは、どこぞそこらで、捌くのが、何よりの上分別。一度限りで済みまする。きつとお案じ下さりますな。早う済んだらお後から、もしも少し手間取りましたら、お先へ帰つてをりますほどに、御ゆるりお越なされて』と。心易げないひ立に。太田の妻も安心して。もともと進まぬお外出ゆゑ、これを機会しほのお帰りか。それとも外に子細があらば、なほさら、無理にといふでもなし。どの道、危険あぶなげ無い事ならと。念を押したる分れ道。見返りがちにゆく影を。ほつと見送る、安心の、刹那を破る大欠伸『いつまで己れを待たすんだ。早くこつちへ来ないか』と。引張りかかるに『何じやぞえ。私が逃げるものではなし。往来中での大声は、ちと嗜んで貰ひましよ。私に話はない筈ながら、あるといはんす事ならば、詮方がないゆゑ行きまする。人通りのない処で、尋常じみちに話すが好ござんせう』と。いふはもとより望むところと『それは天晴れよい覚悟だ。それではそこの公園の、中へ這入つて話すとしやう。さあ歩行た』と、お園を先に、逃がすまいの顔付き鋭く。ちよつと背後を振向いても、ぐつと睨むに、怖気は立てど。心は冴えた、冬の夜の、月には障る隈もなき、木立の下を行き見れば。池の汀のむら蘆も、霜枯れはてて、しよんぼりと。二人が立つた影ぼしの、外には風の音もなし『おいここだ』と助三は、傍の床几に、腰かけて『こりやお園、手前はよく己れの顔へ、泥を塗つてくれたなあ。一体ならば、重ねておいて四つにすると、いふが天下の作法だが。そこは久しい馴染なじみだけ、手前の方は許してやる。その代はりにやあこれから直ぐに、男を殺す手引きをしろ。さうして首尾よく仕遂げたうへは、一緒に高飛びして。どこのいづくの果てででも、もとの夫婦にならなきやならんぞ。それがいやなら、いやといへ。ここで立派に殺してやる。手前を殺したその刃物で、直ぐに男を殺したら、重ねておいて殺すも同様。どの道今夜は埓明ける。さあ死にたいか、生きたいか、返答せい』と、威しの出刃、右手めてにかざして、詰め掛くるに。不審ながらも、ぎよつとして『男とは何の事。事情わけをいはんせ、分らぬ事に、返事のしやうもないではないか』『へん、盗人たけだけしい。分らぬとはよくいつた。手前の腹に聞いて見ろ』『さあそれを知つてゐる位なら、何のお前に聞きませう。男呼ばはり合点が行かぬ。私はお前の女房じやないぞえ』と。いはれて、くわつと急き込みながら『なるほど今は女房じやない。離縁さつたのは覚えてゐる。が己れが離縁らないその内から、密通くつついてゐた男があらふ』『やあ何をいはんすやら。そんな事があるかないかは、お前も知つての筈ではないか。今になつてそんな事。誰ぞに何とかいはれたかえ』『知れた事だ。天にや眼もある、鼻もある。誰が何といはねえでも、曲つた事をしておいて、知れずに済むと思ふが間違ひ。証拠はちやんと挙がつてゐらあ。いつまで己れを欺せるもんけい。済まなかつたと、詫ぶれば格別。まだこの上に、しらばつくれりやあ、どうでも生かしちやおかねえぞ』と。無二無三に斬りかくる、刃の下を潜りぬけ『まあ待つて下さんせ。死ぬる生命は、どうでも一ツ、生きやうとは思ひませねど。ない名を付けられ、殺されては、私や成仏出来ぬぞえ。今は夫婦でないにせよ、従兄妹の縁は遁れぬ中。無理往生をさせるのが、お前の手柄じやござんすまい。事情わけを聞いたその上で、死ぬるものなら、死にませう。尋常に手を合はさせて、殺すがせめての功徳じやないか。ゑゑ気の短い人ではある』と。白刃持つ手に触られては、もともと未練充ち充ちし、身体は、ぐんにやり電気にでも、打たれし心地。べつたりと、腰をおろして、太息といき吐き『それ程事情が聞きたけりやあ、話すまいものでもないが。一体手前は、あの深井と、いつからねんごろしたんだい』『知れた事を聞かしやんす。あれは私が母さんの』『そりやあいはずと知れてゐる。乳兄妹といふんだらふ。がその乳兄妹が、乳兄妹でなくなつたのは、いつからだといふ事だい』と。いはれて始めて心付き、やや安心の胸撫でて『それならたんといひませう。それではお前も、深井様と、私が中を疑ふての、この腹立ちでござんすか』『ざんすかもあるめえや。腹が立つのは当然だ』『さあそれが。真実ほんまの事ならもつとなれど。何の私が、あのお方と、どんな事を致しませう。なるほどお世話にやなつてゐる。それはお前も知つての通り、母さんの遺言ゆゑ』『ふむこれは面白い。それでは叔母貴をばさんが、己れが女房のその内から姦通まおとこせいと教えたかい』『なるほどこれは、よいいひ抜け。死人に口なし、死人こそ、よい迷惑だ』と冷笑ふ『またそんないひ掛り、しまいまで聞いたがよい。それでは何かえ、この私が、お前の家に居た時から。深井様と懇したといふのかえ』『知れた事だ。さうでなけりやあ、己れだつて、離縁つた女房に、姦通まおとこ呼ばはりするもんけい。己れから暇を取つたのも、そこらからの寸尺さしがねと、遅幕ながら、気が注くからにやあ、どうでも捨ててはおかれない。これだけいつたらもう好からふ。さあどうする』と。再びもとの、怖い顔して詰め寄るに。さてはあの吉蔵めが、恋の叶はぬ意趣晴し、ある事ない事告げ口して。怒らしたものならむと、瞬く隙に見て取つて。もうこの上は詮方がない。弁解いひわけしても無益むだな事。それよりは、ここ一寸を遁れての、分別が肝要と。思案を極めて、調子を替え『あい、それで合点がゆきました。いひたい事は、たんとあれど。証拠のない事いふたとて、よもやうむとはいはんすまい。なるほど私が悪かつた。悪かつたとしておきまする。そこでお前はどうあつても、深井の旦那を殺す気かえ』『殺さいでどうするものか。今夜は昼から、お前の家に、遊んでゐるといふ事まで、己れはちやんと知つてるよ』『なるほどさうでござんせう。それなら私もお前に相談。手引をさせておくれかえ』『へんそんなお安直やすい手引なら、こちらからお断りだ。手引が何だか恠しいもんだ』と。いふ顔じつと、照る月に、雪より白い顔見せて。解けた眼もとに、男の膝。我からわざと身を寄せて『疑ひ深いは女子の性男子がさうではなるまいぞえ。かうして二人が居るところを、人が見たらば、真実まことの恋か、虚偽うその恋かが知れやうに。お前がそれでは曲がない。元木に勝る、うら木なしと、世間でいふのは、ありや嘘かえ。お前は知つてでござんすまい。そりやもう私が別れてから、よい慰みが出来たであろ。たまたま逢ふた、この私を、斬るの、はつるといふてじやもの。それが分らふ筈がない。さあ斬らんせ、殺して下され。おおかたどこぞの可愛い人に、去つた女房の私でも。生かしておいたら、何ぞの拍子。邪魔になるまいものでもないと、いはれさんした心中立に、私を斬るのでござんせう。さうならさうと有り体に、いふてくれたらよいものを。私にばかり難僻付けて。手引をしやうといふものを。まだ疑ふてならぬといふ、お前は鬼か蛇でござんしよ。さうと知つても、この私は、顔見りや、やつぱり憎うはない、こんな心になつたのも、思へば天の罰であろ。さあ斬つて下され、殺して下され。罰が当つて死ぬると思へば、これで成仏出来まする』南無阿弥陀仏と合はすの、嘘か真実を試さむと。やつと声掛け、斬る真似しても。びくとも動かぬその身体は。お門違ひの義理の枷、なつても、ならぬ恋ゆゑに、身を捨鉢の破れてゆく、覚悟としらぬ助三が『心底見えた』と、手を取つて、頼む、喜ぶ顔見ては。さすが欺すも気の毒ながら、いづれ私も死にますると、心の詫びがさす素振。虚偽うそでは出来ぬ優しさと、心解けたる助三が『それではきつと、今晩の、十二時を合図にして』『あいあい待つてをりまする。寝間は、門から這入つての、右の八畳、雨戸を細目に中は燈りを点けておく。充分酔はせて、寝さしたら、ついした音では眼は醒めまい。障子の紙を破つて置くゆゑそこから覗いて下さんせ。私が手水に行く振りで、きつと手引を致しませう。その代はりには、お前もここで、二人までは殺さぬといふ、誓言立てて貰ひたい』『うふふ、まア怖がつてゐるのかい。かうして己れに依頼たよつたからは、二人死なしてよいものか。一人は大事な大事な身体。毛ほども恠我はささぬ気だが。もし間違つて、爪でも斬つたら。おおさうだ、博奕冥利に尽きるとしよう』『ほほ博奕冥利もをかしなものだが、お前はそれが第一ゆゑ、そんならさうとしておかふ。きつと違えて下さんすな。もしもそれが嘘ならば、生き代はり死に代はり、たんとお前を怨むぞえ』『七くどいから、もうおきねえ。己れが仲間は義が堅い。昔の侍そこのけだ。かういふ事に、二言がありやあ、誰も取合ふものはない。何なら誰か証拠に立てよか』『なんのそれに及びましよ。それで私も安心しました。そんならもう行くぞえ』と。行きかけて立戻り、思ひ出したる懐中物『ここに少しはお紙幣さつ[#「紙幣」は底本では「紙弊」]があるゆゑ、一杯飲んで下さんせ。まだ十二時には三時間みときもあらふ。元気を付けたがよいわいな』と。渡すを、にいやり受取りて『さすがは女房だ、有難てえ。そこまでお気が注かれふとは、思はなんだにかたじけねえ。じやあ行つて来るぞ。待つぞえ』と。離れ離れになる影を。その人ゆゑには惜しまねど。あちらへ行くだけ羨しい。これが自由になるならば、私もあつちの方角へつい一走り。かういふ訳で死にまする。それは嬉しい、忝ない。確かに生命は受取つたの、お詞聞いて死なふもの。これ程までに思ふ気が、後で知れるか、知れぬやら。一筆書いておくつもりも、片便りでは、たんのう出来ぬ。えにしの糸も片結び、かたみに結ぶ心でも、一ツ合はせて結ばれぬ、西片町のその名さへ、今はさながら恨めしやと。千々に砕くる、うき思ひ。身を八ツ裂の九段坂。百千段に刻んでも、足の運びは、はかどらぬ。もどかしさよと振向けば。人の歎きを知らぬかの、町の賑ひ、電燈の、ほめきは神田ばかりかは。日本橋さへ、京橋さへ、そこと見えるに、片町は、なぜに見えぬぞ。お邸が、せめて湯島の丘ならば、ここから名残惜しめうもの。上野の森に、用のない、松は見えても、お邸の、お庭の松がなぜ見えぬと。なくなく行けば、かしこかる、神の御前の大鳥居。ここは恐れの、横道へ、たどり入るこそ不便なる。

   第十回

 その翌朝未明、太田が家にては、下女の報告しらせに、夫婦が驚き『なにお園様が殺されてござるといふのか。馬鹿め、貴様はどうしてゐた』と。叱りながらも半信半疑。見れば真実や、縁側の、雨戸も障子も開け放し。足の跡こそ、付いて居れ。死骸は立派な覚悟の死。襟くつろげて、喉笛に、つかまでぐつと突込んだ、剃刀はお園がもの。これが自殺でなからふかと。まだここのみは、明けやらぬ、昨宵のままの燈火あかり、掻き立て見れば、口の内、何やら含んだものがある。検死の邪魔にならふか知らぬが、自殺他殺も知らいでは、深井様へのいひわけが、済まぬ済まぬの一心に。口押し破つて、引出せば、子細は何やら、白紙を、くるくる巻いたその中から、からりと見慣れぬ、指輪が一ツ。これはどうじやと呆れて立つ。夫婦の前へ。あたふたと、下女が持て来る、文二通。これが私の寝床の下に。今までちつとも知らなんだを、またも叱つて下さるなと。もぢもぢするを、引つたくり。見れば、一ツは様参る。深井の旦那へ、園よりの、外には太田夫婦宛。当つて砕けた白玉が、何ぞと人の知らぬ間に。露と消えたる身の果てを。金剛石ダイヤモンドの指輪と共に、とりとり人の噂しぬ。(『文芸倶楽部』一八九七年二月)





底本:「紫琴全集 全一巻」草土文化
   1983(昭和58)年5月10日第1刷発行
初出:「文芸倶楽部」
   1897(明治30)年2月
※疑問箇所の確認にあたっては、「明治文學全集 81 明治女流文學集(一)」筑摩書房、1966(昭和41)年8月10日発行を参照しました。
入力:門田裕志、小林繁雄
校正:松永正敏
2004年9月20日作成
2005年10月31日修正
青空文庫作成ファイル:
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●表記について
  • このファイルは W3C 勧告 XHTML1.1 にそった形式で作成されています。
  • [#…]は、入力者による注を表す記号です。
  • 「くの字点」をのぞくJIS X 0213にある文字は、画像化して埋め込みました。
  • この作品には、JIS X 0213にない、以下の文字が用いられています。(数字は、底本中の出現「ページ-行」数。)これらの文字は本文内では「※[#…]」の形で示しました。

    「敖/心」    170-6
    「足へん+從のつくり」    180-11、195-4

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