三
良秀の娘とこの小猿との仲がよくなつたのは、それからの事でございます。娘は御姫様から頂戴した黄金の鈴を、美しい
かうなると又妙なもので、誰も今までのやうにこの小猿を、いぢめるものはございません。いや、
「孝行な奴ぢや。褒めてとらすぞ。」
かやうな御意で、娘はその時、
さて良秀の娘は、面目を施して御前を下りましたが、元より悧巧な女でございますから、はしたない外の女房たちの
が、娘の事は一先づ
しかし実際、良秀には、見た所が卑しかつたばかりでなく、もつと人に嫌がられる悪い癖があつたのでございますから、それも全く自業自得とでもなすより外に、致し方はございません。
地獄変(じごくへん)
作家录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
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